仁寺洞(インサドン)を歩く

                                                  高野圭介



千寿鎬母娘
友だちの友だちは皆友だちだ。

武知ハルミさんは私の友だちで、
ハルミの友だちがヒュンヒkim hyanghee) で
その友だちがスーホで、そのお嬢さんがターウンです。

ヒュンヒがソウルからプサンへ帰った後、
スーホとターウン(千寿鎬(SUHO)と高校生(DAUN)嬢が
街中の観光に誘うてくれました。




アルバート通り
ターウンが「インサドンを知っているか?」と聞きますが、
私はまったく不案内。昌徳寺からちょっと歩いたら、
インサドンへ着いた。

あっと、息を呑んだ。モスクワのアルバート通りである。

先ずは、うどんで軽いお昼ご飯。お!名古屋のきしめんだ。
そして、街に繰り出した。

焼き物とお面の2つのお店に興味を持った。
www.tonginkorea.com

          井戸茶碗「白雅」
井戸茶碗
焼き物店で、李朝の井戸茶碗を聞いた。
「おお、井戸茶碗と言い、それは無い」と、答えた。

日本では、高麗茶碗は「一井戸・二楽・三唐津」と言われるが、
李朝の青磁と井戸茶碗は茶人垂涎の逸品中の逸品である。

因みに、
私は「白雅の銘を付けた井戸茶碗」を秘蔵している。



お面は
仮面踊りのための
実用面である。


それを壁掛け飾りに
するというわけだ。
私は鬼?の、
赤面のものを
一個買った。




安東国際タルチュムフェスティバル
www.maskdance.com

安東市・河回仮面(ハレタイ)の祭りの話は面白かった。

- Andong Mask Dance Festival 2004-
毎年9月の第4週から10日間、
開かれる国際的な仮面劇の祭典。

日本、中国、フランス、イタリアなどなど、
世界各国の仮面劇
一同に会してその技を競い合います。
昨年は国の内外から67万人の観光客が訪れました。



千寿鎬一家が数年前に住んでいた安東市(アンドンシ)は
釜山から高速バスで約2時間半の距離にある慶尚道の観光都市。

くねくねと曲がった川が安東市の街中を流れていて
その川岸を9月の末から10月にかけて大勢の人が
仮面を付けて「ハレタイ・ハレタイ」と言いながら
踊るという奇習がるという。

その時付ける面もあった。